花粉症、アレルギー性鼻炎の治療なら、久留米市御井町のあらき耳鼻咽喉科クリニックへ。

あらき耳鼻咽喉科クリニック
耳(みみ)・鼻(はな)・喉(のど)で
お困りの方へ
気になる症状、つらい症状でお悩みの方は、一度当院へご来院ください。

聞こえにくい、みみがつまった感じ、みみが痛い、みみ鳴り、みみだれ、みみがかゆい、みみあかが気になる、聞き返しが多い、みみを触って泣く、めまい

はな水、はな詰まり、くしゃみ、はな水がのどに流れ込む、はな血、臭いはなが出る、いびき、匂いがわかならい、無呼吸

のどの痛み、扁桃腺が腫れる、咳、痰、声がかれる、口内炎、舌が痛い、口にできものがある、のどのつかえ感、息苦しい、食べ物がむせる、味がしない、首にしこりがある、みみの下が腫れる
スギ・ダニアレルギーで
お困りの方
舌下免疫療法
舌下免疫療法について
舌下免疫療法は、アレルギーの原因となる薬を繰り返し投与することで、その抗原に対する感受性を低下させる原因療法であり、アレルギーの自然経過を改善すると考えられています。
舌下免疫は小児(5歳以上が目安です)から可能で、初回のみ院内で行い、以降は自宅で行います。舌の下に抗原エキスの錠剤を置き、保持した後に飲み込む治療法です。これを3〜5年間、毎日継続します。その効果は2割の方で完治、6割の方で症状が改善すると言われており、約8割の方に期待できます。使用例や副作用等、詳しくは、下記リンクよりご確認ください。
舌下免疫療法ができない方
×1分間つばのみを我慢できない方
×重度の気管支喘息の方
×スギアレルギー、ダニアレルギー以外のアレルギーの方
×悪性腫瘍(がん)や免疫系の病気がある方
採血によるアレルギー検査
舌下免疫療法を行うには“採血によるアレルギー検査”が必要です。検体は当日に検査センターに提出しますので、採血時間は、水曜以外の平日は16時45分まで、水・土曜は11時45分までとなります。採血のみご希望の方は、受付にその旨をお伝えください。
費用
スギ:約2,000円 ダニ:約2,500円
※3割負担の方:薬局で1ヵ月にお支払い頂く目安です。診察代は別途となります。
※2023年4月現在の費用です。(今後変更になることもあります)
その他の治療
レーザー治療について
下鼻甲介レーザー焼灼術(しょうしゃくじゅつ)とは
下鼻甲介(かびこうかい)はアレルギー性鼻炎の主な反応部位です。その粘膜をレーザーで焼灼し、アレルギー反応を抑える方法を下鼻甲介レーザー焼灼術といいます。
期待できるレーザーの作用
1.レーザーで下鼻甲介軟膜を蒸散させることで、直接的に粘膜の厚みが減少し、鼻腔が拡がる。
2.粘液を産生させる細胞をレーザーで壊すため、鼻水の量が減少する。
3.粘膜上皮の変性により、アレルギーの原因物質が付着しても、反応が起きにくい。
4.レーザー焼灼後に下鼻甲介粘膜の線維化が進み、浮腫を起こしにくくする。
適応
アレルギー性鼻炎でお悩みの方は全て適応になりますが、そのうち特に、はな詰まりが強い方、薬が効きにくい方に良い適応があります。あまり通院ができない方、薬を飲み続けるのが嫌な方、薬を飲めない方(授乳中の方、仕事で車の運転される方)も良い適応です。妊娠を予定されている方は、妊娠前にこの治療を受けておくことをお勧めします。
麻酔、手術中に静かに受けられる方
適応にならない方
※中学生以上の方が目安となります。
鼻中隔弯曲症といって、はなの左右を分ける壁の曲がりが強い方は、治療効果が限られますし、術後に左右の壁が癒着し鼻閉が悪化する可能性があります。
じっとしてられない方

方法

鼻腔内に麻酔のガーゼを15分程度挿入し、その後にレーザーで下鼻甲介を焼灼していきます。

来院後からご帰宅まで、約45分(手術自体は、約15分です)程度です。

術後は、ガーゼ等は入れず、そのままご帰宅いただきます。1週間後に再診させていただきます。

レーザー焼灼後は、かさぶたがつくため、約1週間は一時的にはなの通りが悪くなります。そのため花粉症の方は、11月から1月までの焼灼をお勧めします。(2月~4月の焼灼はお勧めしません)

かさぶたが取れるころには、はな詰まりも良くなります。

レーザーの効果持続時間は、個人差がありますが、半年~1年程度です。
費用
3割負担の方で、約9,000円です。
(レーザー治療は、事前にお電話での予約が必要です。)
鼓膜切開のレーザーについて
Oto LAMレーザーによる
鼓膜切開のメリット
メスを用いた鼓膜切開では、切開後の穴は線状に開くため数日で塞がってしまいます。その為、中耳炎の治療が十分に行われないうちに穴が塞がり、再び中耳に膿が溜まってしまうことがあります。特にこのような状況は、回復力の高い小さなお子様(幼児期)の方によく見られます。オトラム(Oto LAM)を用いた鼓膜切開では円状に穴が開くため、2週間ほどかけてゆっくり閉鎖します。中耳炎の原因として中耳の換気障害があるので、ある一定期間、切開部が開存し中耳が換気されることで、中耳粘膜の治癒が期待できます。また、長く穴が開いてることにより中耳炎の治療期間と抗生剤の使用期間を短くすることができます。
その他のメリット
メスを使った鼓膜切開と比べ、出血がほとんど無いため、切開後の処置もはっきりと確認しながら行えます。切開時間は一瞬で、モニター画面を見ながら行いますので、小さなお子様に対してもより正確に切開を行うことができます。照射時に少し音がしますが、音がした時には切開は終わっています。
通常の鼓膜切開とチューブ留置手術の中間に位置する医療であり、抗生剤使用期間の短縮により、耐性菌出現リスクとチューブ手術が必要となるケースを減らすことができ、患者様へのお身体の負担を軽減できると考えます。
当院の検査
当院では先進機器を使い、患者様の症状を詳しく検査していきます
内視鏡検査について
NBI内視鏡システム

画像・文章引用:オリンパスメディカルタウンより
協力:オリンパス株式会社
当院の内視鏡にはNBI(Narrow Band Imaging)機能がついています。NBI機能とは特殊な波長の光線を使い、今まで確認できなかった早期がんの、微細な粘膜変化を観察できるものです。NBIの原理をご説明します。「がん」は増殖を行うため、大量の血液を消費します。そのため、「がん」の周囲には通常の組織と比較し血管の数が多く、大量の血液が流れています。血管が集積している部分には当然、周囲の正常組織より赤い色が濃くなります。
NBIは血液中の、ヘモグロビンに吸収されやすい2つの波長を画像処理することにより、がんの早期発見が可能になりました。
例えば、写真①、矢印の部分に発赤のある病変を認めます。これをNBIで観察すると写真②のように異常血管の集積(点状に見える集積)として認識できます。写真③のように、近接すると、より分かりやすいと思います。
耳鼻科領域のがんは、早期で発見すれば手術で完全切除できたり、放射線のみで完治することもあります。患者様のQOL維持のために、がんの早期発見にお役に立てればと思います。
※写真は、武藤 学、渡邉 昭仁「一目でわかる咽頭表在がんアトラス」(2013年)より引用しています。
CT検査
当院では超高解像度の3D-CTを導入しております。椅子に座り5分程(実際の撮影は約30秒)の時間でCTの画像を撮影します。
副鼻腔や中耳病変などの詳細な情報収集に役立ちます。副鼻腔炎の原因として最も多いのは細菌感染ですが、まれに真菌(カビ)や虫歯が原因となることもあります。レントゲンでは真菌(カビ)や虫歯が原因かどうか分からないため、CTでの検査が必要となります。 副鼻腔炎の治療をしてもなかなか治らない場合は、一度CTで精密検査を行うことをお勧めします。
また手術の適応等の判断も、最終的にCTでの評価が必要となります。当院のコーンビームCTは放射線被ばく量が少なく、ヘリカルCTの 1/7以下と言われていますので、より少ない被ばく量で詳細な情報を知ることができます。検査料は3割負担の方で3,390円となります。
当院での撮影が可能となったことで、総合病院への紹介状でのCT撮影が必要なくなり、患者様の時間的・経済的な負担軽減になればと思っています。
聴力検査
専用の聴力検査室を防音室内部に設置することで、防音2重構造になっています。遮音性能は抜群で、周囲の音に影響されず、正確な聴力検査が可能です。
顕微鏡
Carl Zeiss社の高性能手術用顕微鏡です。耳垢除去から鼓膜切開術、鼓膜換気チューブ挿入術まで耳の処置・手術を行います。外来で可能な耳の手術を行います。
めまいの検査
赤外線CCDカメラ
赤外線CCDカメラを用いることにより、眼振という異常な眼球運動をより詳細に観察できます。
アレルギーや花粉症など、つらい症状でお悩みの方、最先端レーザー治療や、内視鏡検査なども、お気軽にご相談ください。
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